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この屋根の塗装は大変でしたが全力を出し切りました(屋根・外壁塗装)
さいたま市浦和区のF様邸の屋根塗装がようやく終わりました。10月19日から始まりましたが2度の台風の影響で作業が進みませんでしたがようやく昨日、足場を解体することができてホッとしていますこの屋根材「ニューランバード」は10年以上前に廃盤になっており、割れると差し替えができません。しかし毛細管現象の雨漏りを防ぐため「タスペーサー」を入れなくてはなりません。悩んだあげくタスペーサーを2500個入れました。死ぬかと思いました、普通の一般住宅の5倍は入れました。
屋根は慎重に歩き、踏み割れを起こさないよう細心のの注意で施工しました。職人さんも辛かった事でしょう、ご苦労様でした
更に大変だったのが屋根材に深いタテ目地があるためいつものローラーでは隙間に塗料が入らないためエアーガンで目地1本、1本吹付けました。しかしやれることは全てやりぬいた為、気分は爽快です お客様のご理解をはじめ、私の要求通りに辛抱強く作業してくれた職人さんに心から感謝いたします
外車のショールームの瓦決定(スペイン瓦・フランス瓦・洋瓦・輸入瓦)
昨日は外車の販売をされている千葉県君津市のお客様がショールームの屋根にスペイン瓦を施工予定のため、わざわざ弊社倉庫まで設計の方といらっしゃっていただきました。遠方より来られた為、恐縮しているとその社長様が「好きなものは海外であろうが何処であろうが自分の目で確かめたい、本物はやっぱりいい」と弊社のスペイン瓦をとても気に入っていただき大変嬉しく思いました。本物を扱っていて良かったと心から思いました。何でもその社長様は現在のショールーム建設の時からスペイン瓦が使いたかったらしいのですが、設計の都合で使えなかったらしく、「やっと20年ぶりに使えたよ」と微笑まれていました。今月末からの工事なんですが全力で施工させていただきますのでよろしくお願いいたします今回はアテネ色50%、ビエリー色30%、アペーゴ色20%のミックス葺きです
先週末は古民家再生勉強会(空き家・古民家・再生)
先週の土曜日、埼玉県久喜市の栗橋近くで築51年の古民家を再生する現場にて勉強会でした。私が生まれた年に建てられた家です。親近感がわいてますますテンションがあがって来ます。本来シックイは左官コテで重ね塗りしていくものですが、最近ではペンキを塗るときに使うローラーで塗れるシックイがあるみたいです。実際にみんなで塗ってみました。艶消しの塗料で塗った外壁は何ともいえない落ち着きがあり一部白色を使っているせいか、まるで蔵を思わせる趣でした。今では貴重な木製サッシに昭和のガラスがはめられており、レトロな感じ。よく51年も割れずに残っていたものです。また築古物件を安く仕入れる方法など、大変勉強になりました。